包茎が好かれる理由はない。おすすめ包茎手術「亀頭直下埋没法」について


日本人男性の約70%は包茎といわれており、比較的多くの人が該当します。包茎は病気ではないので、自分自身が問題を感じていなければ放っておいても問題ありません。

しかし、包茎であることがコンプレックスになったり、衛生面での悩みがある場合には包茎手術をしたほうがいいでしょう。今回は、包茎の概要とおすすめの治療法である亀頭直下埋没法についてわかりやすくまとめます。

包茎とは?

男性のペニスの陰茎部を包む皮膚のことを包皮とよびます。通常の状態で、亀頭が包皮に覆われている場合に包茎と考えます。幼児では、包皮と亀頭が癒着しているため、亀頭が包皮に覆われ包皮はむけない状態が普通です。学童期になると、徐々に包皮と亀頭の癒着がとれていきます。そして、思春期になると癒着がなくなるため、亀頭が自然に露出している状態になります。

しかし、陰茎や亀頭の成長があまりない場合や包皮の量が多い場合には、亀頭が包皮に覆われた状態が続くことがあります。成人になっても亀頭が露出しない場合には、その後のペニスの成長は期待できないため包茎の状態が持続します。

ひとことで包茎といっても、大きく分けると3種類あります。仮性包茎は、平常時に亀頭の一部または全部が包皮に覆われているものをさします。しかし、勃起時には亀頭を露出させることができます。仮性包茎が包茎の中で最も多いといわれています。

陥頓(かんとん)包茎は、亀頭を露出しようとすると締め付けを感じるものをさします。勃起時にも締め付けられるために亀頭を全て露出できないことがあります。

真性包茎は、平常時でも勃起時でも亀頭が包皮に覆われている状態のものをさします。包皮をむくことが全くできないため、亀頭の露出もできません。

包茎は女性に好かれることはない

包茎だと女性に嫌われるのではないか、包茎だとわかったら別れたいといわれるのではないか、と心配している男性も多いといいます。しかし、ほとんどの女性は包茎そのものを嫌うわけではありません。包茎であることを気にして自信がなかったり、衛生面で不潔だと感じたときに女性は嫌だと思うことがあるのです。

包茎であることは病気ではないですが、衛生面に気を遣わないと尿や汗、アカが溜まり、不潔になります。結果として悪臭の原因になることもあり、女性に好かれなくなってしまうのです。また、見た目のコンプレックスなどから自信を持てず、女性をうまくリードできない場合も女性に好かれないかもしれません。

おすすめ包茎手術「亀頭直下埋没法」

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包茎の手術には、包皮を切除する場所や縫う場所によって亀頭直下埋没法、環状切除法、根部切除法、包皮小帯温存法などの方法があります。その中でもおすすめなのは傷跡や縫合の跡がほとんど目立たないといわれている亀頭直下埋没法です。

亀頭のふちに存在している溝のことをカリとよびます。亀頭直下埋没法とは、勃起時のペニスの長さに合わせて余分な包皮を切除し、亀頭のすぐ下にあるカリの部分で縫い合わせる手術方法のことです。

ペニスの包皮小帯、裏スジともよばれる部分は性感を得るために重要ではないかと考えられています。亀頭直下埋没法では、一般的に裏スジは切除しないので術後に感度が下がることを心配しなくてもよいです。しかし、施設によって違うこともあるので事前に医師に相談するようにしましょう。

亀頭直下埋没法のメリットは、縫合部位が亀頭のすぐ下であることから傷跡が目立ちにくいことが挙げられます。また、勃起時のペニスの長さに合わせて包皮を切除するので、手術後に突っ張るような違和感を生じることが少ないといわれています。

手術後は、入浴は10-14日程度控えるようにして、激しい運動も1週間はやめておいたほうが無難です。性交渉は3週間から1か月程度できないので、ある程度時間がとれるときのほうがよいかもしれません。

おわりに

包茎には、仮性包茎、陥頓包茎、真性包茎の3種類があることがわかりました。包茎は病気ではありませんが、不衛生やコンプレックスによって女性に好かれなくなってしまう可能性があります。悩んでいる男性は、包茎の手術である亀頭直下埋没法を検討してもよいでしょう。

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