本当に効果はあるの？HARG療法を行うメリット・デメリット ｜HARG(発毛)・AGA・メンズ脱毛・包茎治療ならラミュー・中央クリニック

本当に効果はあるの？HARG療法を行うメリット・デメリット

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薄毛や抜け毛の治療方法として注目を集めているのが、「HARG（ハーグ）療法」と呼ばれる新しい治療方法です。従来の治療に比べて高い効果が期待できるとされていますが、本当に効果があるのでしょうか。

HARG療法とは？

「HARG（ハーグ）療法」とは、毛髪にとって重要な頭皮ケアと発毛・育毛などに有効な成分を総合的に含む薬剤を、頭皮にダイレクトに浸透させる治療方法です。医療機関でのみ施術できる最先端の発毛・育毛療法で、導入されてまだ数年ですがヨーロッパなどでは実績も多く、高い効果や安全性が評価されています。

HARG療法で使われる薬剤は「HARGカクテル」と呼ばれています。人の皮膚や筋肉などの組織を形づくる「幹細胞」という細胞がありますが、幹細胞から抽出された数種類の成長因子がHARGカクテルの主な成分です。これは近年話題の再生医療の応用で、HARGという名称は「毛髪再生医療（Hair Re-generative theraphy）」の頭文字が由来となっています。

この成長因子に加えて、毛髪の発毛や育毛を助けるビタミンやたんぱく質、アミノ酸などの成分を配合したものがHARGカクテルです。これを頭皮に与え毛根へ届けることで毛髪の成長を促します。

頭皮への浸透方法としては、注射針で頭皮の奥に注入する「パピュール法」、同じく注射ですが頭皮の表に近いところに注射する「ナパージュ法」、レーザーで頭皮に小さい穴をあけて浸透させる「フラクショナルレーザー法」、医療用ローラーで浸透させる「ダーマローラー法」があります。

HARG療法のメリット

さまざまなタイプの薄毛・抜け毛に有効

薄毛や抜け毛が起こる原因は遺伝的要因だけでなく、男性ホルモンの影響やストレス状態、食生活や頭皮ケアなどの生活習慣が原因になることもあります。

HARG療法で用いるHARGカクテルは、成長因子を核として頭皮ケアから発毛・育毛までを総合的にサポートする成分が配合されており、それが細胞そのものに働きかけます。そのため、多くの原因に対して効果が得られる可能性が高くなっているのです。

安全性が高い

HARGカクテルは、アレルギーを起こす物質を含んでいないことが特徴で、安全性がとても高い薬剤です。

傷が残らない

HARG療法は、手術をせずに治療できる方法です。手術や植毛とは違って、頭に傷が残る心配がありません。

HARG療法のデメリット

時間がかかる

薄毛・抜け毛の状態によりますが、3週間から4週間に1回の治療を6回繰り返すというのがHARG療法の平均的なパターンです。人によってはさらに多く通う必要があり、即効性を求める方の場合、すこしフラストレーションを感じるかもしれません。

しかし、多くのケースで半年以内に何らかの効果を実感できるともいわれていますし、1回の施術時間は短時間で済みます。ダウンタイムも比較的短く、治療の翌日から洗髪することも可能です。

費用がかかる

治療費の目安は、1回あたりおよそ10万円前後で、保険は適用されません。平均的なケースでも60万程度、多い方は総額100万円を超える治療費が必要ということになります。

さらに、治療後もメンテナンス費用が発生します。とはいえ、他の治療方法や対処方法でもそれなりに費用がかかるものです。HARG療法が突出して高いものかといえば、一概にそうとはいえません。

施術可能な施設や症例数が少ない

先に、ヨーロッパでは実績多数と述べましたが、HARG療法の歴史はまだ浅く、日本では施術を受けられる施設も症例数もまだまだ多くありません。HARG療法を受けられるのは医療機関のみですが、どのクリニックはいい、どの病院はあまりよくなかったといった評価も少なく、判断が難しいところです。

おわりに

HARG療法は始まってまだ数年ですが、薄毛や抜け毛に悩む方にとっては光明といえる治療方法になるかもしれません。先にふれたように施術を受けるクリニック選びが難しいですが、まずはカウンセリングを受けて、さらに詳しい話を聞いたり、自分に向いているかどうかを確認してみることをおすすめします。