中央クリニック

肩こり・腰痛・肥満で悩んでいる方必見！流行の運動で体を動かして体の悩みを解消しよう

「開脚ストレッチ」という運動を聞いたことがあるでしょうか。

最近は、180度開脚を目指して股関節のストレッチする「開脚ブーム」が叫ばれていますが、この開脚に関心をもっているのは女性だけではありません。また、男性のほうが開脚に向いているという考え方もあります。

毎日忙しく働くビジネスパーソンは、運動不足に悩んでしまいがちです。しかし、ちょっとした運動でもコツコツ続けることで健康や体の悩みの解消につながります。

流行の運動なども取り入れてモチベーションを保ちながら、楽しく運動を始めてみませんか。

働き盛りのビジネスパーソンは、毎日とにかく多忙です。しかし、会社ではずっとパソコンに向かい合っているという場合が多く、身体的には動きがないため、運動不足で悩む方はたくさんおられます。

「肩こりや腰痛の解消に」「老後に向けて筋肉の維持を考えて」と運動しなければと考えてはいるものの、帰りが遅かったり休日はぐったりしてしまったりと、つい延ばし延ばしにしてしまいがちです。すっかり定着した感のあるランニングに興味があっても、なかなか走り出すまで腰が上がらないということも。

運動したいけど、毎日それほどまとまった時間がとれないという方は、「ながら運動」から始めてみてはいかがでしょうか。久しぶりに体を動かすという方も、少しずつ動くことで体にダメージを与えてしまうことが少なくなりますし、体を動かす習慣づけになります。

ながら運動の例としては、「通勤のときに大股で早歩きする」「電車の中ではつま先立ちを維持する」「駅や会社では積極的に階段を使う」「移動時は手荷物をダンベルに見立ててちょっとした運動をする」「ちょっとした待ち時間にかかとの上げ下げをする」など、数々のメニューがあり、実践しやすいです。

テレビや雑誌などのメディアでは、数多の運動が紹介されてきました。そうした流行の運動は女性にもてはやされる傾向がありますが、実践してみると男性も十分楽しめることも多く、流行の運動ということでモチベーションも保ちやすいでしょう。

前述の「開脚ストレッチ」は、ノウハウ本が100万部を超えるベストセラーになった運動です。股関節の柔軟性を高めて開脚を達成するためのストレッチをすることで、体が堅い人でも開脚できるようになるとされています。

開脚というと女性向きのようなイメージがあるかもしれません。しかし、股関節の筋肉が固くなりがちな男性にとってメリットの大きい運動です。

同じように「筋膜リリース」も、多くのテレビ番組で特集が組まれたり雑誌の表紙を飾るなどしている人気の運動となっています。筋膜とは筋肉を包み込む膜のことで、この筋膜がからまってしまったり縮んでしまったりすると筋肉自体が固くなってしまい、神経や血管を圧迫してこりや痛みが生まれるとされているのです。

この筋膜リリースは、筋膜のねじれや癒着を元に戻して肩こりなどを改善へと導くので、ぜひ試してくださいね。

疲れを感じたときには「何もせずに寝てしまいたい」と思うことがよくあります。しかし、体のことを考えるならば、何もせずじっとしていれば回復するかといえばそうではありません。

むしろ、軽くストレッチをしたり体を動かしたりといった行動が体の血行を促し、代謝を活発にすることで身体的な疲労回復につながるのです。

このように、適度な運動で身体の休養効果を高めることは「積極的休養」といわれます。対して、睡眠を十分とったり、家でゆっくり過ごすといった休養は「消極的休養」と呼ばれます。

「疲れていて運動なんかできない」と思っている方は、もしかしたら「運動できないから疲れている」という悪循環が起こっているのかもしれません。「時間ができたら運動する」ではなく、生活のなかに少しずつでも運動をとりいれていくのが、いまの自分にも将来の自分にもメリットのあることといえるでしょう。