永久脱毛は本当に「永久」に生えない？ヒゲのレーザー脱毛体験談から学ぶ永久脱毛 ｜HARG(発毛)・AGA・メンズ脱毛・包茎治療ならラミュー・中央クリニック

永久脱毛は本当に「永久」に生えない？ヒゲのレーザー脱毛体験談から学ぶ永久脱毛

脱毛は、女性だけでなく、最近は男性もとり入れる方が増えてきています。男性に人気の脱毛部位は、何といってもヒゲです。

毎日のヒゲ剃りは本当に手間ですし、ヒゲの濃い方だと夕方にはもうヒゲがポツポツ目立ち始めるということも……。ヒゲの脱毛をすれば、そうした鬱陶しさから解放されます。

脱毛を受けるとなると気になるのが、その効果が持続するかどうか。「永久脱毛」という言葉をよくみかけますが、永久脱毛は本当に永久に生えてこないものなのでしょうか。

すでにヒゲの脱毛施術を受けた方の体験談などをとおして、永久脱毛について学んでみましょう。

ヒゲのレーザー脱毛体験談にみる永久脱毛の効果

クリニックなどの医療機関で受けられるレーザー脱毛は、「永久脱毛」が謳われているものが少なくありません。

まずは、そうしたレーザー施術でヒゲを脱毛した方の体験談をいくつか取り上げ、「脱毛施術のその後」をみてみましょう。

脱毛後3年が経過した方の場合

30代前半でヒゲの医療レーザー脱毛をしたAさんは、1年間で10回強の脱毛施術を受け、鼻の下からほほ、あごの下に至るまでつるつるの肌を手に入れました。それから3年後、いまもつるつるの肌をキープしています。

脱毛後10年が経過した方の場合

医療レーザー脱毛をしてから10年が経過しているBさんは、脱毛を終えて数年後、あごのヒゲがたまに数本復活することがあったそうです。剃る必要があるほどではありませんでしたが念のため脱毛したクリニックに相談し、処置を受けました。その後はヒゲは復活していません。

脱毛後12年が経過した方の場合

若いころに医療レーザー脱毛でヒゲを全部なくしたCさんも、脱毛したあとは肌がつるつるの状態でしたが、6年ほど経ったころからうっすら産毛のようなごく細いヒゲが生えることがあったといいます。そこから、施術を受けたクリニックで定期的に診てもらうようにし、つるつるの状態をキープしているとのことです。

永久脱毛の定義を理解しよう

先に挙げた体験談はもちろんごく一部ですが、結論からいえば「永久脱毛」は、「文字どおりの永遠の効果」が約束されるものではありません。永久脱毛は、医学的に「永久減毛」と呼ばれています。

永久脱毛の定義はいくつかありますが、FDA（アメリカ食品医療品局）による定義では「安定して、長期的または永続的に毛の削減を達成すること」「永続的な減少であり永久的な除去ではない」、AEA（米国電気脱毛協会）による定義では「脱毛終了から1か月後の毛の再生率が20％以下」とされているものです。つまり、「脱毛したら生涯にわたって毛が生えない」というわけではありません。

加えて、脱毛の効果がどのくらい表れ、どのくらい続くかという点には個人差があります。もともとヒゲの薄い方が脱毛を受ける場合と、ヒゲが濃く伸びるスピードも速いというような方が脱毛を受けるのとでは、効果には差が出てしまうことが少なくありません。

それでも、永久脱毛を施したヒゲは、脱毛前の状態とはまったく異なります。数年後にまた生えてくることがあっても少なかったり薄かったりということが多く、少し処置を施すだけで支障なくなるケースが大半です。

永久脱毛が可能なのは医療レーザー脱毛だけ

「永久脱毛の効果が永遠でないなら、どこで脱毛しても同じではないか」と思う方もおられるかもしれませんが、そんなことはありません。永久脱毛を掲げる脱毛が可能なのは、クリニックなどの医療機関で、FDAの認可を得たレーザー機器でおこなう脱毛のみです。

医療機関では脱毛効果の高い高出力のレーザー機器を使うことができますが、エステやサロンなどでは出力の弱い機器しか使えません。そのため、脱毛効果は弱いものになってしまい、持続期間も短く、あくまで毛を一時的に減らすというものにとどまります。

また、クリニックなどの医療機関では、診察・カウンセリングから施術、アフターケアにいたるまで、医療従事者が担当してくれるので、安心して脱毛を受けることができるでしょう。

おわりに

「永久脱毛」は「一生二度と生えない」ということではない……これは意外と知られていません。

そのため、数年後に少し生えてきたという体験談などを聞くとがっかりする方もおられるでしょう。しかし、「大きな減毛効果が長い間続く」というだけでも、非常に役に立つものです。

脱毛の施術は、その人ごとに必要な回数も異なりますし、先にふれたように効果も異なります。関心のある方はクリニックでカウンセリングを受け、自分の場合はどうなのか相談してみるところから始めてみましょう。