中央クリニック

男性ならではの“傷跡”も。気になる傷跡にも治療方法がある

「この傷跡がなければ……」という悩みは、女性に多いというイメージを持たれがちですが、男性にもあるものです。さらに、男性ならではの“傷跡”というものもあります。

そうした傷跡を目立たなくできる治療があることを知れば、傷があるからといろいろなことをあきらめずにすむかもしれません。

男性でも傷跡は気になる

昔ヤケドしたときの跡が残ったり、病院に行かずに放ってしまった傷が跡になってしまったり……そうした傷跡をもつ方もおられるでしょう。そして、そうした傷跡が気になるのは女性ばかりではありません。

顔の目立つところに傷が残ってしまうと、その傷を見る相手の表情はとても気になるものです。手術の跡がひきつれを起こしてしまっているところなどは、同情的な姿勢はありがたく思う反面、その視線に傷つくこともあるでしょう。

そうした傷跡を目立たなくしたい、人の目を気にしない生活をしたいという要望は、男性の方でも少なからずあるものです。そして、傷跡を完全に消すまではいかなくても、傷跡を目立たないものにすることは、現代の治療で可能なことが多いのです。

気になる傷跡を目立たなくする治療

傷跡修正という治療を聞いたことがあるでしょうか。美容外科や形成外科などで受けられる治療で、さまざまな方法によって傷跡を小さいものにしたり色味を落としたりすることで傷跡を修正し、なるべく目立たないようにするというものです。傷の状態によって効果は異なりますが、医療技術も進歩しており、多くのケースで改善が期待できるといいます。

たとえば、ヤケドの跡のような広範囲に及ぶ傷跡は、縫い縮めて極力小さくしたり、皮膚を移植するなどして改善するという方法があります。色素沈着を伴う傷跡であれば、レーザーを照射して薄くするといった方法も。手術の縫合跡があまりきれいでなかったりリストカットの傷跡があるケースでは、傷をきれいに縫い直したり、傷の向きを複雑に変えて目立たなくするという方法もあります。ケロイド状の傷は、ケロイドの範囲を狭くするような切除・縫縮を行うこともできます。

いずれの場合も、まずはクリニックでカウンセリングを受けます。医師の診察を受け、傷跡をどのようにしたいかという要望を伝えたうえで、その状態に適した治療方法を相談します。心配なことがあればこの段階で何でも質問して明確にしておきましょう。治療費の質問なども遠慮する必要はありません。

治療のあとは生活に大きな支障が生じないことが多いですが、アフターケアは必要です。入浴はいつからできるのか、自分ではどのように手入れすればいいか、医師のケアがどこまで受けられるのかといったことも確認しておきましょう。

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包茎手術の傷跡も目立たなくなる

男性ならではの傷跡が残ることがあるのが、包茎手術です。せっかく決心して包茎手術を受けても、信頼できない医療機関や未熟な医師にあたってしまったりすることで、皮がまだかぶった状態になっていたり、傷跡が残ってしまったりすることがあるのです。

なかでも多いのが、いわゆる「ツートンカラー」です。包茎手術の傷跡が、亀頭から離れたところにあるために、手術したところとそうでないところで皮膚の色が違ってしまうのです。包茎手術も細かく分類するとさまざまな術式があり、その医療機関が用いている術式によってはそうしたツートンカラーの状態になってしまうこともあります。

そうした傷跡も、高度な修正治療で解消できる可能性は十分にあります。手術を受けたことでかえってコンプレックスが増えてしまったと感じている方は、相談することでその悩みから解放されるかもしれません。