プロペシア副作用の主な症状と、服用時に注意すべき4つのポイント

プロペシア副作用の主な症状と、服用時に注意すべき4つのポイント

この記事でご紹介すること

「プロペシア」はAGA(男性型脱毛症)の治療薬として処方される薬です。一定期間服用することでAGA治療に効果があるといわれていますが、一方で他の薬と同様、副作用があることも事実でしょう。

プロペシアの副作用には、どんなものがあるの?その対処法は?
今回は、プロペシアを正しく安心に服用するために押さえておきたい情報を、ご紹介します。

そもそも、プロペシアはどんな薬?

酵素の一つである「5-α リダクターゼ」は、「テストステロン」と呼ばれる男性ホルモンと結合すると、「ジヒドロテストステロン(DHT)」という物質をつくり出します。そして、このジヒドロテストステロン(DHT)は、通常「成長期(新しい髪の毛が成長する期間2〜6年)」→「退行期(成長がゆるやかになる期間2週間)」→「休止期(成長が止まり髪の毛が抜ける期間3〜4カ月)」と変化する発毛サイクルに影響を与え、抜け毛などを引き起こす原因になります。

ここで登場するのが、プロペシアです。

プロペシアには「フィナステリド」という成分が含まれており、フィナステリドには「5-α リダクターゼ」という酵素を抑制する働きがあります。5-α リダクターゼの働きが抑制されれば、ジヒドロテストステロン(DHT)がつくられることを減少でき、結果的に抜け毛などを防止する効果に期待できる、というわけです。

プロペシアの主な副作用の症状

プロペシアはさまざまな副作用が国内外問わず報告されているものの、発症確率は1%未満と実はとても低いため、必要以上に不安を感じる必要はありません。次の副作用のまとめは、そのことを参考にした上で、読み進めてください。

 

症状

発生確率

性機能障害

リビドー減退(性欲減退)

1.1%

勃起機能不全(ED)

0.7%

射精障害

0.4%

精液量減少

0.4%

痛み

下痢

0.4%

睾丸痛

頻度不明

かゆみ

発疹

頻度不明

その他

うつ症状

頻度不明

めまい

頻度不明

血管浮腫(唇や舌、喉、顔面のむくみを含む)

頻度不明

乳房圧痛(乳房を圧迫すると痛みがある)

頻度不明

乳房肥大

頻度不明

出典元:『プロペシア添付文書

※注1:「頻度不明」とある症状については、自発報告、あるいは海外において認められている副作用の症状を記しました。
※注2:一部のインターネット上には頭痛や腹痛なども副作用の症状として挙げられていますが、『プロペシア添付文書』には記載がなかったため、取り上げていません。

国内で1年間行われた臨床試験で安全性評価対象276例中、リビドー減退(性欲減退)が3例(発生確率1.1%)、勃起機能不全(ED)が2例(発生確率0.7%)、報告されました。また、精液量減少、下痢がそれぞれ1例(発生確率0.4%)、報告されています。

上記の表組内にある症状に心当たりを感じたら、すぐに医師に相談することが大切です。

プロペシアを服用する際に注意すべき4つのポイント

万が一プロペシアの副作用が出た場合、正しい服用方法を用いれば極力症状は抑えられ、安全かつ効果的なAGA治療を行うことができます。

ここでは、プロペシアを正しく服用する際に注意すべきポイントを4つ、ご紹介します。

  1. プロペシアの服用は成人男性のみ
  2. 肝機能障害や肝臓病の人は必ず医師に相談する
  3. 薬によるアレルギー反応がある場合は、プロペシア服用前に医師または薬剤師に相談する
  4. 通販や個人輸入で購入したプロペシアは服用しない

①プロペシアの服用は成人男性のみ

プロペシアは、18歳未満を対象とした薬の安全性などを検討するための臨床試験が日本・海外を含め、行われていません。つまり、18歳未満の方へのプロペシアの有効性や安全性が確立されていないのです。従って、プロペシアは18歳以上の成人男性のみに処方されます。

②肝機能障害や肝臓病の人は必ず医師に相談する

体内に入ったプロペシアは主に肝臓で代謝されるので、肝臓に負担がかかります。そのため、肝機能障害を持った方が服用する場合は必ず医師に相談し、意見を仰いでください。

③薬によるアレルギー反応がある場合は、プロペシア服用前に医師または薬剤師に必ず相談する

プロペシアの成分に対してアレルギーや過敏症を持った経験がある方に投薬すると、アレルギー反応を起こす可能性が極めて高いため、そのような方の服用は禁止されています。薬によるアレルギー反応が起きる可能性がある場合は、必ず服用前に医師や薬剤師に相談しましょう。

④通販や個人輸入で購入したプロペシアは服用しない

個人輸入代行サイトなどで、安価にプロペシアが売られているケースがあります。

必ずしも、通信販売や個人輸入で売られている薬に危険があるとは限りませんが、販売元が不確かなものについては正規品ではない、もしくは偽物の可能性が考えられます。そのような薬を服用すると、薬に含まれる成分が不明であることから、想定外の副作用が起こるおそれがあります。

プロペシアの副作用が出たときの対処法

万が一、副作用の症状が出たり副作用の症状が疑われたりする場合は、服用を止め、すぐに医師に相談してください。

プロペシアと併用してはいけない薬はありません。そのため、万が一、勃起機能不全(ED)などの性機能障害が出たとしても、バイアグラやレビトラ、シアリスなどのED治療の内服薬を処方してもらうことができます。

このような場合に備え、薄毛の治療とED治療の両方を行っているクリニックはおすすめです。なぜならば、そのようなクリニックで治療を受けると、普段の診療と同様に、性機能障害が出た際も担当医に相談することができるからです。副作用が心配な方もそうではない方も、安心して治療を受けられるでしょう。

まとめ|薄毛改善は、常に安心・安全な治療を続けていくことが重要

全ての薬に副作用は存在するため、プロペシアの服用に対して必要以上に不安を持つ必要はありません。とはいえ、今回ご紹介したように、インターネット通販や個人からプロペシアを購入し、自分だけの判断や真偽がわからない情報をもとに服用することなどは、とても危険な行為です。

プロペシアを服用したい場合は、信頼のできるクリニックで医師の診察を受け、症状の具合や体質を十分考慮した上で、処方してもらいましょう。

そして万が一、副作用の症状や違和感があったときは、服用をすぐに止めて医師に相談するようにしてください。薄毛改善のために、常に安心・安全な治療を続けていくことを心がけましょう。

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